生ローヤルゼリーの味は、甘い?
「生ローヤルゼリーは甘い」と思っておられる方がおられますが、実は全くそんなことはありません。実はローヤルゼリーは、はちみつのような甘い味はしません。
ローヤルゼリーは、白っぽいクリーム状の液体で、ハチミツのような甘さは一切なく、独特の発酵したような酸味があります。そして、舌の上にのせるとピリピリとする場合もあるようで、生のローヤルゼリーが苦手な方も多いです。
ローヤルゼリーが甘くないということに関して意外に思われるかもしれませんが、「はちみつ」との製造過程の違いについて知ることによって、その詳細を理解していただけるかと思います。
はちみつは働き蜂が花の蜜を採集して胃に貯めておきます。
そして巣に戻ると、貯めた花の蜜を胃から出して、巣の中で加工と熟成をさせて甘い味のハチミツができあがります。
一方で、ローヤルゼリーは働き蜂が花の蜜や花粉を食べて、身体の中で吸収・分解されて、腸内で合成された成分を頭部にある咽頭腺から出てくることによって作られます。
ですから、花の蜜に関しては、すでに体内で分解され、別の物質へと変わってしまっています。
また、ハチミツとローヤルゼリーは成分も異なります。ハチミツは約8割が糖質で、残りの約2割は水分です。そしてごく少しの数%にビタミン、ミネラル、必須アミノ酸などを含みます。
これに対してローヤルゼリーは、ミツバチの母乳ともいわれ、タンパク質(アミノ酸)、ビタミン、ミネラルをバランスよく含有しています。
その中には、人間の体内では合成されない必須アミノ酸も含まれ、40種類以上の栄養素を含んでいます。
ローヤルゼリーは非常に栄養価が高いのですが、独特の味がするために、苦手な人が多いので、ローヤルゼリーを飲みやすくされたものが販売されています。
「乾燥ローヤルゼリー」「調整ローヤルゼリー」というものがあり、生ローヤルゼリーと比較すると、飲みやすくなっています。
正しい方法で製造した乾燥ローヤルゼリーは、その鮮度も生ローヤルゼリーに近いものがあります。
ローヤルゼリーは薬と異なり、短期的に病気を治すためのものではありません。
ですから、長期的にコツコツと続けるために、「無理なく摂取できる」ということが非常に大切です。
「味に違和感があり、生ローヤルゼリーを飲むのが苦しい」という方は、無理なく継続できる乾燥ローヤルゼリーを試してみるのもよいかと思います。
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「生ローヤルゼリーの味に関して」・・・みんなの質問
ニオイはするのですか?
クセのあるニオイがします。
時間が経過すると酸化による劣化も進行し、それと同時にニオイが悪くなります。
生のローヤルゼリーは保存が大変ですから、下手をすると早くに劣化させてしまいます。
ただ、腐敗することはありません。
なるべく味を感じることなく食べるには?
生ローヤルゼリーの味は酸味が強いので、栄養価が優れていても、継続して摂取しつづけるのにはなかなか大変です。
そのまま食べるのではなく、なるべく味を押さえる食べ方がいろいろと考えられているようですが、そのなかでも試しやすいのがシャーベットのようにして食べる方法です。
冷凍庫にいれて固めてしまい、食べる分だけとります。
ちょっと渋いシャーベットといった感じで、生よりも口にしやすいです。
何かに混ぜで飲んでも大丈夫ですか?
味をごまかすためにヨーグルトやジャムに混ぜて摂取する人はとても多いです。
また、水溶性で水に溶けやすい性質からも、ジュースなどの冷たい飲み物に溶かして飲む人もいます。
ただ、ローヤルゼリーはタンパク質を主成分としているので、熱いお茶やお湯などで摂取しようとすると、せっかくの成分が壊れてしまうこともあるので、この方法はNGです。
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