ローヤルゼリーは日本での歴史が浅い新参者!
ハチミツと人類の関わりは古く、6千年前に描かれた壁画にも、蜂の巣からハチミツをとる姿が描かれており、5千年前には養蜂術も生まれました。
日本では、7世紀ごろにミツバチを野に放ち、そこで作られた蜂の巣から採取する方法がとられ、18世紀ごろにミツバチを人の手で飼う方法が取られるようになりました。
しかし、ハチミツや蜜蝋などを利用するだけで、ローヤルゼリーを採取するには至りませんでした。
これに対して西洋では紀元前4世紀に、アリストテレスが書いた書物に、ローヤルゼリーと思われるものの記載があります。
また200年程前には、スイス人のミツバチ研究家の書物にローヤルゼリーの記述があります。
そして、ローヤルゼリーの名前を一躍有名にしたのが、1954年、当時78歳のローマ教皇のピオ12世(ピウス12世)は、肺炎に罹患し危篤状態に陥っていました。
その時、フランス人医師が当時医薬品であったローヤルゼリーを投与したところ、奇跡的に回復したことで、ローヤルゼリーは一躍有名となり、翌年にはローマ教皇がローヤルゼリーの効用を称えたため、人気に拍車がかかりました。
そして、日本では30年ほど前にヨーロッパから薬として伝えられ、ローヤルゼリーだけを養蜂する試みが始まりました。
今ではすっかり有名なローヤルゼリーですが、実は日本では歴史が浅い健康食品なのです。
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ローヤルゼリー愛用者が多い日本
日本でのローヤルゼリーの歴史はまだ50年あまりであり、海外諸国と比べればその消費量はまだまだ少ないのでは・・・と思うかもしれませんが、実は一人当たりのローヤルゼリー消費量の国別推計では、日本が第一位であると言われています。
日本では、ローヤルゼリーが属する「健康食品」というジャンルそのものの歴史もまだ浅いものですが、そのなかでも愛用者の多いローヤルゼリーは、定番ともいえる位置づけの成分となり、服用目的に合わせて様々な成分とともに配合、商品化されています。
あるメーカーのアンケートでは、ローヤルゼリー商品購入者の実に46.2%が、「10年以上愛用している」と答えています。
このことから、ローヤルゼリーを飲むことで心身になんらかのプラスの変化が感じられ、それから健康維持のために飲み続けているという方が多いことが分かります。
こうした長期間の愛用者の多さが、世界でも有数のローヤルゼリー消費量として現れているのでしょう。
ローヤルゼリーは日本人にピッタリ?
世界における日本人の特徴のひとつとして「勤勉さ」が挙げられます。
勤勉に学んだり働いたりして、日本人は時間に追われがちであり、働き盛りのサラリーマンなどでは睡眠不足も珍しいものではありません。
また、過去には魚や大豆、野菜を中心としていた和食中心の生活は大きく変化を遂げ、コンビニエンスストアやファストフードなどで手軽に食事がとれるようになった半面、その栄養バランスの偏りやカロリーの多さが問題視されます。
こういった背景から、現代の日本人では「忙しくて食事になかなか気を遣えない」「運動をする機会がなかなかない」「どうしても外食中心になってしまう」といった方が多くなりがちです。
そんな時に、40種類余りの栄養成分を含むローヤルゼリーが役に立ちます。
「健康補助食品」という名前の通り、不規則な生活で不足しがちな栄養の補充を期待できます。
美容にも嬉しいビタミンやミネラル、体内では生成できない必須アミノ酸、自然界ではローヤルゼリーにしか含まれないデセン酸などを、一度に摂取することができます。
ローヤルゼリーには生タイプ、乾燥・サプリメントタイプ、調製タイプがありますが、なかでも忙しい方におすすめなのはサプリメントタイプです。
比較的高い栄養価を期待でき、外出先にも手軽に持ち歩いてお水ですぐに飲むことができるので、飲み忘れを防ぐことができます。
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「ローヤルゼリーは日本での歴史が浅いに関して」・・・みんなの質問
アリストテレスの書いた書物とはどんなものですか?
アリストテレスは古代ローマの哲学者として、さまざまな著書を残しています。
その中の一つ「動物誌」に、「濃厚な蜂蜜に似た淡黄色の柔らかいもの」とローヤルゼリーとおもわしき事を記載しています。
もしかしたら、アリストテレスはローヤルゼリーを摂取していたかもしれませんね。
でも、生のローヤルゼリーは不味いので継続する事は難しかったといえるでしょう。
日本でローヤルゼリーが有名になったきっかけは?
明治22年、農学博士の玉利喜造先生が、「王家の舐物」というもので紹介したのをきっかけに、昭和34年に週刊誌等で大きく紹介され多くの人に知られるようになりました。
当時、ローヤルゼリーは不老長寿に近い薬のように言われていたので、その注目度もかなり高かったといえます。ローヤルゼリーがもつ高い栄養価がそう表現させたのですね。
ただ、極端に安いローヤルゼリーは栄養価はもちろん、質や鮮度も不明ですから、これとはまったく違うものといえます。
国内での生産が始まったのはいつ頃ですか?
日本国内で生産が始まったのは1950年代から1960年代にかけてです。
歴史的にもまだ浅いのにも関らず、日本人のローヤルゼリー消費量は世界でもトップクラスとなっています。
ただ、国産のローヤルゼリーは人気も高いですが、もともと気候的に合っていないので生産量はそう多くはありません。
海外から質も鮮度も高いローヤルゼリーを輸入しています。
もちろん、社団法人ローヤルゼリー公正取引協議会によるチェックもしっかりとされています。
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