生ローヤルゼリーと乾燥ローヤルゼリーの比較
一般的に流通しているローヤルゼリーは、多く分けて生ローヤルゼリーと乾燥ローヤルゼリーに分かれます。
生はビン詰めのものが多く、乾燥ローヤルゼリーは打錠や、食用油と混ぜてソフトカプセルに入れたものがほとんどです。
健康食品をはじめ、普通の食品でも「生」や「自然」の状態を好む方がおられますが、一概に「生」が優れているとは限りません。
たとえば、カロテンなどはそのままでは吸収されにくく、油と一緒に摂取すると身体に吸収されやすくなります。
ビタミンＣも、空気に触れていくとドンドン壊れていくため、野菜炒めにしたり、とれたてをそのまま食べたほうが、栄養価が高いと言えます。
ローヤルゼリーも同じで、蜂の巣にある間は劣化しないのですが、蜂の巣から採取したとたん劣化が始まります。
ローヤルゼリーには多くの酵素が含まれているため、そのままだと品質の変質や劣化が起きるのです。
理想を言えば、ローヤルゼリーを採取した後は、すぐに－１８℃以下に冷凍するのがベストです。
そしてそのまま出荷されれば、生ローヤルゼリーの品質を保つことが可能だと思います。
しかし、これは現実的には難しく、大変な物流コストがかかってしまいます。
そのため、生と言っても加熱処理をしているものが多いのが現状です。
これに対して乾燥ローヤルゼリーは、収穫後すぐに加工するために、栄養素の劣化や変質が少ないと言えます。
状況によっては生ローヤルゼリーよりも優れている場合もあります。
「生」というフレーズは、高い鮮度が保たれている印象を受けますので、非常に魅力的に映ります。
しかし、上記のような背景もあり、必ず品質が保たれているとは限りません。
客観的に比較してみると、「どうしても生ローヤルゼリーにこだわる」という理由が無い限りは、品質の安定した乾燥ローヤルゼリーの方が良いかも知れません。
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ローヤルゼリーを知ってから選ぶ
辛い更年期や肌のトラブル、肩こりに悩む方が「ローヤルゼリーがいいらしい」と聞いたら、すぐにでもドラッグストアや通信販売をチェックして、購入を検討したくなりますよね。
ここで気をつけたいのが、同じ「ローヤルゼリー」と冠した商品でも中身は様々、ということです。
まずは大きく分けて、生ローヤルゼリーと乾燥ローヤルゼリー、どちらかを選ぶかで形状も飲み方も違ってくるため、よく知って比較しておかないと、「思っていたような商品じゃなかった」という結果になりかねません。
生ローヤルゼリーと乾燥ローヤルゼリーの違い
瓶詰めになっていて、スプーンですくって舐める液状のものが「生ローヤルゼリー」です。
これに対しサプリメントとしてカプセル化されていたり、そのまま粉末で売られているのが「乾燥ローヤルゼリー」です。
生タイプは採取したローヤルゼリーをそのまま瓶に詰めたもので、乾燥タイプは生タイプの水分を飛ばし、保存性や飲みやすさを追求しています。
違いとして注目・比較したいのは、飲みやすさ、保存性、価格、そして栄養価です。
飲みやすさについては、味の感じ方に個人差が大きいために、酸味が強くピリッとした刺激が強い生タイプでも全く平気という方もいれば、乾燥タイプでカプセル化していないと味が気になって飲みづらいという方もいます。
想像以上の不味さに飲むのを断念してしまったという体験談も珍しくないので、せっかくの購入品を無駄にしないよう、しっかり吟味したいところです。
保存性ではやはり乾燥タイプが便利です。
生タイプは生鮮食品と同じなので、冷蔵庫・冷凍庫での保管となり、服用の際にも素早く出し入れして室温に放置しないようにしないと、劣化が早まります。
乾燥タイプのローヤルゼリーは、常温保存で持ち運びができ、賞味期限も長めなので傷んでしまう心配がありません。
価格は生タイプが高価、乾燥タイプはより手頃です。
生の場合、高いものでは1万円することもあります。
そのサポート力に対して価格が高く感じるか否かは購入者次第ですが、サプリメントは飲み続けて実感が出来るものであって、数か月分は購入することを考慮しておかなくてはなりません。
栄養価については、採取したそのままの生タイプの方が高栄養であることは確かですが、乾燥タイプも負けてはいません。
真空内で瞬間凍結させる「昇華乾燥法」では特に、栄養はほとんど損なわれることがなく安心です。
それぞれの特徴を知ったうえで、「自分が飲むとしたら」をイメージして、合っているものを、さらに信頼できるメーカーの商品を選ぶのがコツです。
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「生タイプと乾燥タイプの比較に関して」・・・みんなの質問
味で比較するならどっち？
生ローヤルゼリーは酸味が強く、独特のクセと匂いがあります。
ですから、最初はなかなか口にするのも大変です。
慣れてくるとそうでもないようですが、慣れる前に挫折してしまう人が多いです。
生ローヤルゼリーは継続するのが意外と大変なので、逆に乾燥ローヤルゼリーであると、カプセルという形態で味も感じることなくゴクリと飲み込めてしまいます。
価格的にはどちらが高いのですか？
価格的にみて圧倒的に高いのが、生のローヤルゼリーです。
採れたてを瓶詰めしていますから、その栄養価は乾燥ローヤルゼリーよりも優れています。
消費者の手元に届くまで、最高の状態で保存するわけですが、それにはかなりの手間がかかっています。
優れた栄養価と手間のかかった保存方法・・・これらのことからも、どうしても乾燥ローヤルゼリーよりも金額が高くなってしまいます。
極端に安いローヤルゼリーがあったら、その品質や鮮度はちょっと不明であるといえます。
乾燥ローヤルゼリーの保存で注意することは？
乾燥ローヤルゼリーは、冷蔵・冷凍での保存は必要ありません。
他のサプリメントと同じように、直射日光・高温を避けて保存します。
製品によって保存期間も異なりますので、しっかりと確認するようにしましょう。
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